光回線って何？光回線のメリット・デメリットを詳しく解説

インターネットを使いたいと思った時に必ず出てくるのが「光回線」。

今ではかなり普及していますが、光回線って何？と聞かれるとはっきり説明できる人はそういないのではないでしょうか。

光回線の仕組みやメリット・デメリットも教えてほしいです。

そこで、この記事では光回線の仕組みやメリット・デメリットを詳しくまとめました。これからインターネットを使用したいと考えている方は注目です。

最後まで読めば、光回線の仕組みや自分におすすめの光回線が分かりますよ。

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あなたのスマホキャリア	おすすめの光回線(お得な窓口)
ドコモ	ドコモ光 (GMOとくとくBB)
au UQ モバイル	auひかり
ソフトバンク	NURO光
Y! mobile	ソフトバンク光
格安スマホ	GMOとくとくBB光

光回線って一体何のこと？

光回線とは、光の信号を伝達できる光ファイバーを使用した高速インターネット回線のことです。

光ファイバーは電柱を通して、日本全国に広がっています。

1．光回線の特徴

光ファイバーの特徴として以下の2点が挙げられます。

• 長距離でも光の信号を一定の力で送れる
• 短い時間でたくさんの情報が送れる

そのため、他の回線よりも速く、安定した通信が可能です。では、光回線以外の回線には何があるでしょうか？

現在、光回線以外のインターネット回線は3つあります。

回線の違いを見てみましょう。

光回線の通信速度が速いのは一目瞭然ですね！

2022年9月末時点で、日本全国の光回線の契約数は3,733万件です。

テレワーク需要やADSL回線が2023年以降終了予定ということもあり、今後もますます普及することは間違いないでしょう。

2．光回線を使用するには回線とプロバイダーが必要

光回線を使用するためには回線とプロバイダーが必要です。

電車で例えてみましょう。

• 回線…駅までの交通手段
• プロバイダー…駅
• インターネット…電車

電車に乗るためには、駅まで歩いて行き、駅で料金を支払う必要がありますよね。

つまり、インターネット（電車）を利用するために、回線（駅まで歩く）、プロバイダー（駅で料金を支払う）の両方が必要です。

だから、回線とプロバイダーの両方と契約する必要があるんですね！

以前は、回線とプロバイダーを別々に契約するのが普通でしたが、今ではまとめて契約することができるようになったので、分かりやすくなりました。

3．光回線は4つの主な会社が回線を提供している

光回線は主に4つの会社が回線を提供しています。

1. NTT東日本／西日本
2. KDDI
3. ソニーネットワークコミュニケーションズ
4. 電力会社

回線会社によって、光回線の提供エリアも異なります。

住んでいる地域によって、使える回線が違うんですね。

NTT東日本／西日本が提供するフレッツ光は、全国のほとんどの場所で使用できるため最も利用者の多い光回線です。

他の会社の回線は、NTTの回線を使用しない自社独自の光ファイバー回線を使用しているので、提供エリアは様々です。

CMなどでよく見るドコモ光やソフトバンク光は回線ではないの？

ドコモ光やソフトバンク光は、実はフレッツ光回線です。NTTが提供する光コラボというモデルを利用して、サービスを提供しています。

「光コラボ」って何？
正式名称は「光コラボレーションモデル」。NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を他の事業者が借り受けて、独自のサービスを付与して提供しているモデルのことです。
主に携帯電話会社やプロバイダー会社などが光コラボを利用しています。
・ドコモ光
・ソフトバンク光
・OCN光
・楽天ひかり
・ビッグローブ光
・＠nifty光　　　　　など他にも多数あり
割引特典やキャッシュバックなど、会社によって様々なサービスがあります。

フレッツ光を利用するなら、光コラボを申し込んだ方がとってもお得ですよ。

光回線のメリット4点

光回線のメリットは4点挙げられます。

1. 通信速度が速い
2. 定額料金で使い放題
3. スマホとセット割でさらにお得
4. ひかり電話も安く利用できる

それぞれ見ていきましょう。

1．通信速度が速い

1つ目は、通信速度が速いことです。

前の章で、光回線以外の回線と比べて光回線が最も速いことは紹介しましたが、各光回線ごとの通信速度も紹介します。

上りはパソコンからインターネットにデータを送信する時に使い、下りはインターネットからパソコンにデータを受信する時に使います。

どの光回線も最大1Gbpsと速く、安定してるのが特徴です。オンライン会議や動画の視聴なども快適に使えます。

光回線の速度が遅くなった？
光回線は、開設当時よりも速度が遅くなったと感じる方もいるのではないでしょうか。その原因は、日本全国で利用者が増加したことで回線が混雑するようになったことが挙げられます。
そこで、最近では「IPv6（IPoe）」という新しい通信方式が開発されました。これにより、今まで混雑していた通信を避けて、速度が遅くなるのを防ぐことが可能になりました。

2．定額料金で使い放題

2つ目は、定額料金で使い放題なことです。

月額4,000円～5,000円程でどれだけ使っても料金は変わらないので、安心してインターネットが使えますね。

スマホやモバイルルーターでは、1ヵ月の通信量を超えると速度が落ちたり、データ量によって料金が変わることがあります。

光回線なら、データ量も使用時間も気にしなくていいのが嬉しいですね。

3．スマホとセット割でさらにお得

3つ目は、スマホとセット割でさらにお得になることです。

自分の使用しているスマホキャリアに合わせた光回線を選べば、月々のスマホ代や光回線料金が割引になります。

4．ひかり電話も安く利用できる

4つ目は、ひかり電話が安く利用できることです。

光回線の契約を結ぶと、オプションサービスでひかり電話を利用することができます。別料金にはなりますが、通常の加入電話よりも基本料金・通話料金ともに安いのが特徴。

• ひかり電話…550円前後で利用可能。3分8.8円～日本全国いつでも。
• 固定電話…基本料金1500円～3000円前後。3分9.35円～距離や時間帯によって変動。

固定電話を使うことが多い方には、とても助かるサービスですね。

光回線のデメリット3点

光回線のデメリットは3点挙げられます。

1. 光回線工事が必要
2. 大家さんや管理会社の許可が必要
3. 外では使えない

こちらもそれぞれ見ていきましょう。

1．光回線工事が必要

1つ目は、光回線工事が必要なことです。

光回線は申し込んだだけで使用できるものではなく、家の近くにある電柱から各家庭へ光ファイバーの配線を設置する工事が必要です。

各光回線の工事料金の一覧です。

パッと見ると高いと思いがちですが、その多くが工事費無料キャンペーンを行っています。実際は工事費がほぼ無料になるので安心して下さいね！

主な光回線会社の使用できるまでの期間の一覧です。

【フレッツ光や光コラボの回線を使用する会社】

【自社独自の光ファイバー回線を使用する会社】

契約から利用できるようになるまで2週間から1ヵ月はかかります。引っ越しの多い時期はさらに時間がかかることを想定しておきましょう。

2．大家さんや管理会社の許可が必要

2つ目は、大家さんや管理会社の許可が必要なことです。

戸建て住宅以外の方は、物件の所有者が大家さんや管理会社になるので無許可で工事を申し込むことは違法です。

無許可で工事を進めてしまうとトラブルに繋がる可能性があるので、光回線を契約したい場合はまず大家さんや管理会社に相談して下さい。

許可がもらえないケースもあるので、そういう時は別の方法を探してみましょう。

3．外では使えない

3つ目は、外では使えないことです。

自宅に回線を引き込むので、外では使うことができません。そのため、「家ではネットはあまり使わない」という方にはおすすめできません。

光回線を使うまでの流れは具体的にどんな感じ？

光回線のメリット・デメリットが分かったら、次は使用するまでの流れを紹介します。

1. 回線とプロバイダーを申し込む
2. 光回線工事を行う
3. 接続する機器を設置する

以上が主な流れです。詳しく解説します。

1．回線とプロバイダーを申し込む

まずは、回線とプロバイダーを申し込みます。

回線は、自分の住んでいる地域が提供エリアになっている回線会社を選びます。プロバイダーは別での申し込みも可能ですが、最近は回線とセットになっていることがほとんどです。

電話か公式サイトから申し込みましょう。

2．光回線工事を行う

契約が済んだら、次は光回線工事になります。

回線工事が済んでいる物件は工事は不要ですが、新規の場合、工事が必要です。

回線会社と工事の日程を決めます。2週間から1ヵ月が目安ですが、引っ越しのピーク時にはもっと時間がかかることを踏まえておきましょう。

【戸建ての場合】

【アパートやマンションの場合】

工事が終了すると、家の中に光回線を使用するための専用のコンセントが設置されます。

3．接続する機器を設置する

工事が終わったら、次は接続する機器を設置します。

接続するのはルーターとONU（光終端装置…光信号とデジタル信号の変換機器）の2種類です。

ONUは、光回線工事をする際に工事業者が設置してくれますが、プロバイダーによってONUとルーターが合体したものを送ってくれることもあります。

光コンセントと付属のケーブルでONUを繋げば完成です。

自分で作業するのは最後の接続だけなので、初心者でも簡単ですよ。

自分におすすめの光回線はどれを選べばいいの？

では、自分に合った光回線はどれを選べばいいのでしょうか。

ズバリ、「自分の使っているスマホキャリアに合わせて選ぶ」のが一番のおすすめです。

各キャリア毎に、スマホとセット割のサービスを提供しているので、自分の使っているキャリアに合わせるのが一番お得に光回線を使用できます。

各スマホキャリアとおすすめ光回線の一覧です。

上記の表を参考に、自分に合った光回線を選びましょう！

まとめ

この記事では、光回線の仕組みや光回線のメリット・デメリットについて解説しました。光回線に変えたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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